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1つのレストランの料理長から、すべてのレストランを司る「総料理長」へ

浦和ロイヤルパインズホテル

塩川:中宇祢さんは料理長から総料理長に就任されましたが、その間の歩みをお聞かせください。

中宇祢:総料理長になった当時はアルバイトを含めて料理人が110名ほど、そのうち私の先輩にあたる人が20名ほどいました。ですから、先輩方とうまく一緒にやっていくということが大事だと自分の中で思っていましたね。総料理長という立場としては彼らの上かもしれませんが、彼らに対する私の働きかけは以前と同じだと考えていました。

塩川:レストランのすべてを統括する立場をフレンチのシェフが務める意義は、どんなところにあるのでしょうか?

中宇祢:和食にしても中国料理にしても素晴らしい料理長がおりますので、それぞれの料理について私が何かを言うということではなくて、このホテルの位置づけとしてお料理をこういうクオリティにして欲しいということは言います。ホテルの売上を上げるために何をするかといえば、私たちはお料理でよい商品をつくるしかない。それが仕事だと考えています。

浦和ロイヤルパインズホテル 浦和ロイヤルパインズホテル 浦和ロイヤルパインズホテル

塩川:先日、「レストランRPR」で年2回開催されている賞味会に参加しました。レストランのこのゆったりとした空間、雰囲気がとてもリッチで、たとえば平日、仕事を終えたあとでも東京からわざわざ足を運びたくなるホテルですね。提供されるお料理にもみなさまのチームワークを感じました。

中宇祢:レストランにしましても宴会にしましても、皆がつくったパーツを1つにして提供しているのですが、お客さまが召し上がるお皿の中に4,5人の料理人の仕事が全部注ぎ込まれているのですね。1人の仕事が早くてもいけませんし、遅くてもいけません。一瞬で1つのお皿があがるようにさせるのがシェフの仕事なのです。フランス人がよく言っていた、料理はオーケストラ、シェフは指揮者だという格言どおりですね。

塩川:お料理のつくり手と提供する側のチームワークが心地よい空間をつくり出しているのですね。また、食材にもとてもこだわっているというお話をお聞きしました。

中宇祢:今はさいたま市と一緒にヨーロッパ野菜をつくっているのですけれども、これがずいぶん定着してきました。昔は輸入に頼っていましたが、今は近場で採れた野菜を使うことができます。安全に使うことができるというメリットがありますね。

塩川:賞味会ではリピーターさんと見受けられる方が多くいらっしゃった印象でした。地元の方も多いのでしょうか。

中宇祢:ほとんどのお客様が、リピーターです。そして、もっとも多く利用していただいているのが地元であるさいたま市の方々ですね。地元の方に愛していただくという点を外してしまっては、ホテルは成り立ちません。ただ、まだまだ認知されていない部分があると思うのですね。私たちのことを知らない方、まだここに来たことがない方もいらっしゃるので、もっと広めていかなくてはいけないですね。

浦和ロイヤルパインズホテル
浦和ロイヤルパインズホテル 総料理長 中宇祢 満也

浦和ロイヤルパインズホテル 総料理長

中宇祢 満也

大阪第一ホテルに入社後、守口プリンスホテルに入社し料理長に就任。1999年に浦和ロイヤルパインズホテル開業準備室着任。 レストラン「アールピーアール」チーフに就任後、総料理長を務める。2001年9月第35回ピエール・テタンジェ 国際料理コンクール2001日本予選第1位。同年、フランスで開催された本戦において世界第3位受賞。

Urawa Royal Pines Hotel

Urawa Royal Pines Hotel

埼玉県 > 川越・さいたま

"北関東の迎賓館"として多くの方をお迎えしてきた、浦和ロイヤルパインズホテル。最上階のフレンチレストランに足を踏み入れると、目に飛び込むのは絶景の夜景。関東平野を一望する贅沢ステイを叶えることができます。